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コロナ禍における認知症予防習慣についての実態調査

2021/6/1

「Dr.脳トレ」は、認知症予防に特化した無料の脳トレWebゲームです。シニア層を中心に認知症予防意識の高い方にご利用頂いています。この度、登録メンバーを対象に「コロナ禍における認知症予防習慣」について実体調査を実施しました。

調査サマリー

コロナ禍で77%の方が「生活習慣に変化があった」と回答。「外出」や「人とのコミュニケーション」機会が大きく減少したのに対し、在宅時間が大幅に増加し、39%の方が「ストレス」が増えたと感じていることがわかった。これらの影響により、35%の方が「認知症になる不安が増した」と答える結果となった。
一方、認知症予防の新たな生活習慣として、30%以上の方が「身体によい食事」「運動(室内)」「運動(屋外)」を積極的に取り入れ、88%の方がオンラインで利用できる「Dr.脳トレ」も積極的に参加している状況が分かった。
コロナ収束後のやりたいこととして、「国内旅行(宿泊)」72%と最も多く、「知人・家族・親戚と集まる」61%、「外食」59%の順となる。コロナ収束後は、シニア層の国内宿泊旅行や外食のニーズが意欲が旺盛であることが分かった。

調査概要

調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年5月27日~29日
対象者:Dr.脳トレ 登録メンバー
有効回答数:125名(男性53:名/女性:72名)

調査結果

Q1. コロナ禍で生活習慣に変化はありましたか?

「大きく変わった」22%、「少し変わった」52%、両方を合わせると77%のメンバーが生活習慣に変化が有ったと回答。


Q2. コロナ禍で減った事柄は何ですか?(いくつでも)

Q3. コロナ禍で増えた事柄は何ですか?(いくつでも)

「人とのコミュニケーション」「外出する機会」「運動する機会」が減少し、「インターネット利用時間」「Dr.脳トレの利用」「テレビの視聴時間」が増加。巣ごもりによる「ストレス」増加の状況が分かる結果となった。


Q4. コロナ禍で認知症になる不安は?(ひとつだけ)

65%のメンバーが「変わらない」と回答したものの、35%のメンバーは「不安が増えた」と回答する結果となった。

「家にばかりで物忘れが多くなった(男性・70歳~)」

Q5. コロナ禍での認知症予防として実施していることは何ですか?(いくつでも)

88%のメンバーが「Dr.脳トレ」に参加し、30%以上のメンバーが「運動(屋外)」「運動(屋内)」「身体によい食事」を積極的に取り入れている状況が分かった。


Q6. 「Dr.脳トレ」への参加は? (ひとつだけ)

「毎日参加している」48%、「ほぼ毎日参加している」48%、と9割以上のメンバーが積極的に「Dr.脳トレ」を利用。


Q7. コロナ収束後にやりたいことは何ですか? (いくつでも)

「国内旅行(宿泊)」72%と最も多く、「知人・家族・親戚と集まる」61%、「外食」59%の順となる。コロナ収束後は、国内宿泊旅行や外食のニーズが意欲が旺盛であることが分かった。


「マスク無しで外出する(女性・55~59歳)」「離れている娘&孫との再会(男性・70歳~)」「ボランティア(女性・60〜64歳)」「スポーツジム通い(女性・60〜64歳)」

回答者属性

性別


年齢


最後に

認知症予防の生活習慣として「程度な運動」と「人とのコミュニケーション」が有効とされていますが、コロナ禍においてこれらが十分に行えず、認知症リスクが高まっている状況です。『Dr.脳トレ』では、オンラインで行える認知症予防の新たな生活習慣を提案し、認知症予防の啓蒙活動を取り組んでまいります。

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